[CEC SOC 導入事例]
国立大学法人東北大学 様

CEC SOCを起点にセキュリティ強化に関する情報の提供、
改善提案など、継続的な伴走型支援サービスを提供

導入の課題/導入効果

課題

  • 教職員と学生を合わせて3万名以上の大規模
    ネットワークであるため、ログが膨大な量になる
  • 要件にフレキシブルに対応できるSOCサービスを探していた
  • 従来の体制を大幅に変えずに導入し、運用できること
  • 費用対効果の最適なバランスを確保する必要がある

効果

  • 膨大なログを詳細解析した結果と対応方針が
    得られ、素早いアクションが取れる
  • 要件に合わせたフレキシブルなサービスの構築、レポートのカスタマイズ、運用ルールの見直しを実施
  • ニーズに沿った伴走型支援サービスを継続し、
    未知の脅威や新しいサービスにも対応できる
    パートナーシップを構築

導入の背景と課題


世界最高水準の研究と教育を推進

東北大学は1907年に日本で3番目の帝国大学として創立された。「研究第一」「門戸開放」「実学尊重」を理念に掲げ、2024年には国内初の「国際卓越研究大学」に認定されている。材料科学やスピントロニクスなどの研究分野で世界的に高い評価を受け、世界最高水準の研究・教育を推進している。

3万ユーザーの大規模ネットワーク

東北大学の情報管理体制は、全体の方針を示す「データシナジー創生機構」と、各学部や研究科、研究所という現場での管理運用を行う「部局」の二層体制を採用している。
今回お話を伺った情報部 デジタル基盤整備課 セキュリティ係では、「データシナジー創生機構」のもとで全学の情報セキュリティ対策計画の立案とそれに伴う各種施策の実施を担当。SOC機能やCSIRTの運営も行っている。

常に模索する最適解

東北大学ではSOCサービスを活用しながらも、よりよい選択肢を常に検討していた。
情報部 デジタル基盤整備課 情報セキュリティ係 主任の大野 氏は「本学のネットワークにはユーザーが3万人以上いるためログが膨大になります。また、監視対象機器のメーカー保守とSOCサービスが共存しなければなりません。本学で導入するSOCサービスはこういった要件に対応していることが必須です」と、求めていたSOCサービスについて語った。
こうした背景の中で、シーイーシーとの出会いは、2022年に仙台で開催されたAXIES(大学ICT推進協議会)の年次大会。シーイーシーの展示ブースを訪れ、話を聞いたのが始まりだった。「すでに別のSOCサービスを契約していましたが、『より良いサービスやベンダーを検討する』ということは常に念頭に置いているので、年次大会の後もシーイーシーとはコミュニケーションを取り続けていました」と大野 氏は振り返る。

契約満了でSOCサービスを移行

大学では、調達する機器やサービスを入札で選定する。以前のSOCサービスが契約満了になる際に、複数の会社から提案を受け、求める要件を満たしながら、コストと品質のバランスを実現できるCEC SOCが最終的に選ばれた。
各社の提案を比較し、以下の4点からCEC SOCが最適だと判断したと、大野 氏。
①東北大学の要件に合致する
②従来の体制のままで運用できる
③柔軟にカスタマイズできる
④サービスと価格の適切なバランス

「シーイーシーの提案には、こちらの要求に対してプラスアルファがありました。月次レポートの内容や分析のきめ細かさを見て、『しっかりと対応してもらえそうだ』と感じました」と、情報部 デジタル基盤整備課 情報セキュリティ係 情報系主任の北澤 氏は提案内容を振り返る。

「導入時のキックオフミーティングでサービス内容、設定方法などの丁寧な説明があり、その上で本学の環境やプロセスに合わせたサービスを構築できたので、乗り換えはスムーズでした」と北澤 氏は導入時を振り返る。

情報部 デジタル基盤整備課 情報セキュリティ係 主任 大野 勝也氏

国立大学法人東北大学
情報部 デジタル基盤整備課 情報セキュリティ係
主任 大野 氏

情報部 デジタル基盤整備課 情報セキュリティ係 主任 北澤 秀倫氏
国立大学法人東北大学

情報部 デジタル基盤整備課 情報セキュリティ係 
主任 北澤 氏

導入後の評価


詳細なログ解析情報を使って即時対応

 「従来は膨大なログの解析が大変でしたが、CEC SOCを導入してからは一次通報で緊急度の判断、二次通報で詳細分析、対応指針が通知されるので、アクションが取りやすくなりました」と、大野氏はCEC SOC導入後の効果について語る。
「以前のSOCサービスでは通知された情報を現場に提供する前に整理する作業が必要でしたが、CEC SOCでは整理作業なしに『何を確認すべきか』をすぐに把握できます」と、北澤 氏もメリットを語る。

伴走型支援サービス

 CEC SOCは導入して終わりではなく、お客様のニーズに沿った支援を継続する、伴走型支援サービスであることにその特長がある。
「導入後もレポートなどのサービス内容をカスタマイズできるのが魅力です。単にシステムを監視するだけでなく、運用ルールの見直しや未知の脅威への対応策など、本学の状況に合わせてフレキシブルに対応してもらえる点が大きいと思います」と、大野氏は伴走型支援サービスの特長を語る。
北澤 氏も同様に「CEC SOCに関連して、クラウドサービスの利用動向やセキュリティに関する最新情報などを月次定例会で得られています。何か新しいことを試したいときもシーイーシーに相談して、『安全か』『現実的か』を確認しながら進められます」と伴走型支援サービスの利点を挙げている。

導入効果まとめ

①膨大なログの詳細解析を提供
②サービスをカスタマイズできる
③継続的な見直しやチューニングができる
④ニーズに寄り添う伴走型支援サービス

今後の活用と展望


セキュリティをあたかも空気のように

情報部 デジタル基盤整備課 情報セキュリティ係 川綱 氏は、情報セキュリティの仕事について「あたかも空気のように、セキュリティを意識せずにネットワークやIT機器を使えるのが理想的な状態だと思います。シーイーシーの伴走型支援サービスがあることで、理想的な状態の実現に近づいている実感があります」と語る。

情報部 デジタル基盤整備課 情報セキュリティ係 川綱 美優 氏

国立大学法人東北大学
情報部 デジタル基盤整備課 情報セキュリティ係
川綱 氏

ベンダーからパートナーへ

最後に大野氏はシーイーシーへの期待を述べて話を締めくくった。「単なるベンダーではなく、本学の状況やニーズを理解し、課題解決を通して共に成長できるパートナーであることを期待します」

お客様プロフィール

国立大学法人東北大学 様

国立大学法人東北大学

1907年に日本で3番目の帝国大学として宮城県仙台市に創立。「研究第一」「門戸開放」「実学尊重」を開学以来の理念に掲げ、日本で初めて女子学生を受け入れた大学としても知られている。指定国立大学法人、に指定されており、2023年には国内初の「国際卓越研究大学」に認定。特に材料科学やスピントロニクスなどの研究分野で世界的に高い評価を得ている。仙台市内に広大なキャンパス(片平、川内、青葉山、星陵など)を有し、10学部と多くの大学院・附置研究所等で構成され、世界最高水準の研究・教育を推進している。

本部事務機構 〒980-8577 宮城県仙台市青葉区片平2丁目1−1
総長 第23代 冨永 悌二
役員・職員数 6,580名 (2025年5月1日時点)
学生数 17,975名(同上)
URL https://www.tohoku.ac.jp

※所属・役職等は取材当時のものです。(2025年11月取材)

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